A remarkable room with light streaming in from both ends, an open space that unites dining area, kitchen and family living.
Poggenpohl smart solutions with this small upstand in the island unit so that the sink cannot be seen from the dining table, to creates a visual separation and haven´t blocked that all-important light.
Poggenpohl open-plan kitchen and dining room connected to the outside
Poggenpohl Teak Quartz cabinet doors wonderfully tactile dragged resin surface
At first glance this Poggenpohl kitchen has a strong focus on clean lines and crisp surfaces, it’s also warm and textural.

Living Underground

「美しき地下のLDK―ロンドン」

西ロンドンのこの住宅のオーナーはオープンタイプのキッチンとダイニングを外部につなぐという夢を実現するため、文字通り地下深く掘削しなくてはなりませんでした。1850年代のリージェンシー時代に建てられた彼らのタウンハウス(テラスハウス)は第1級の歴史的建造物として指定されているため、既存の内壁を撤去することは出来ませんでした。その代わりに4階建ての住宅の真下に新たな地階を作るべく、2年に及ぶ掘削作業に取り掛かったのです。

そうしてダイニング、キッチン、リビングが一体となったスペースに両サイドから光が差し込む素晴らしい居室が完成しました。夫妻と5人の子供たちが暮らすので、レイアウトのあらゆる要素がひとつにまとまった印象を与えるような効果を持っていなくてはなりませんでした。十分な設備の整ったキッチンエリアの一方ではポーゲンポールのデザイン「+SEGMENTO」で構成されたキャビネットが壁一面に設置され、もう一方にはディスプレイスペース、テレビそして暖炉までもがすっきりと組み込まれています。

オーナーはWigmore Kitchensのポーゲンポールを選びました。まさに初めから、それは実りの多いコラボレーションでした。料理がとても好きでかなりの腕前という夫人は2つのオーブン、ガスコンロ、中華鍋用のコンロ、IHヒーターの設置を望みました。ポーゲンポールのデザイナーからの賢明な提案のひとつとして、ダイニング側からシンクを隠すため小さなついたてをアイランド側に設けるというものがありました。

こうすることで光を遮るような壁やスクリーンを設けずとも視覚的に分断することが出来ました。

シンプルな白い箱のようなキッチンと長年暮らしてきたため、夫妻はもっと様々な素材や個性があるものを使ってみようと思っていました。目新しくて他とは違う、誰も見たことがないようなものを。ドリンク類のキャビネットや暖炉の上のテレビ、部屋の端のメディア収納庫を含むメインとなる大壁は13メートルも続きます。

同じ扉材を全キャビネットに使うつもりだったので、オーナーは料理や食事、リビングで寛ぐ時などにどのようなシーンでも快適に過ごせるような柔軟な素材を求めました。

そして見事な浮作りのポーゲンポールのteak quartzのメラミン扉が採用されました。

これは本物の木よりも質感が良く、デザイナーは離れた所から見た際に壁に作った大きなパッチワークに見えるよう意図的に水平ラインがばらばらになるようプランしました。

一見、すっきりとしたラインと締まった外観のキッチンですが、あたたかな質感をも感じさせます。様々な隠れたサプライズがあります。ミニシンクとトースターを備えた朝食キャビネットや、一体構造の建築的特徴が見られる片側が跳ねだしたアイランドなど。

またどっしりとしたスチールのサポート材が4階建ての住宅を見えない部分で支えています。

仕上がったこの部屋を見て何の疑問も感じないことが、スムーズに一体化されたデザインに対しての最大の賛辞と言えるでしょう。